ジャンガリアンハムスターの喜雨くん~ハムスターのアレコレ~

先日、レオパードゲッコーについて、色々と書き連ねたが、今回はハムスターについて書き連ねようと思う。

ハムスター個体の値段はピンキリだけど、ほかの小動物に比べると安いので、子どものお年玉やお小遣いでも購入することができる……

と言っても、命を預かるのだからそれなりの覚悟と準備が必要になる。

エサや病院代、飼育環境にお金がかかるということを念頭において購入をしなくてはならない。

これはハムスターに限らずどのどうぶつでも言えること。

そのどうぶつの寿命が尽きるまで面倒を見続けなければならない。毎日やらなければならないこともあるし、病気になったらちゃんと病院に連れて行かなければならない。

それができないのであれば、どうぶつを絶対に飼ってはならない。

ハムスターは寿命が1~2、長くても3年くらいしかない。

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喜雨くん

こちら、俺が飼っているジャンガリアンハムスターの喜雨(きう)。暑い日が続き、唐突に涼しい雨が降ってきた日にうちにやってきたから、「喜びの雨」ということで名付けた。

2021年5月3日に生まれた、まだ赤ちゃんと言ってもいいくらいの年齢なのだが、ハムスターの中に流れている時はとても速いようで、大人のハムスターのそれだ。

大好物はひまわりの種とミルワーム。エサ皿に入れていると、真っ先にそれらを食べ始める。

最初、喜雨は市販のハムスターケージで飼っていたのだが、とある事情で今は水槽暮らしになっている。

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喜雨くんのケージ

必ずしも、ハムスター専用のケージで飼わないといけないわけではない。それなりに準備をすれば水槽でも問題ない。

虫かごは?と聞かれたら、あまりお勧めはしない。病院へ連れて行くときの運搬用としてはいいかもしれないけど、普段の飼育で虫かごというのはちょっとかわいそうな気がする。これは、俺個人の感想だけど…。

 

さて、ハムスターもレオパードゲッコーと同じく、夜行性もしくは薄明薄暮性。だから、活動を始める夕方~夜あたりに色々お世話する。

トイレの掃除。おしっこのにおいをトイレの砂につけておくと、そこをトイレと認識しておしっこはトイレでしてくれるようになる。ウンチはそこらへんにしてしまうけど、時々トイレの中でウンチすることもある。たまたまなんだろうけどね。

飼い始めてから何日間かは、トイレの砂はおしっこしたところをすべて取るよりも少しだけ残しておいたほうがいいかもしれない。

喜雨はトイレを初日で覚えてくれたのですごく助かった。だから1週間に一回、トイレ自体を掃除した後でもちゃんとトイレでしてくれる。

よくSNSとかで見るハムスターは明るいところにいる。まあそりゃあバエるためには明るいところで撮らないといけないわけだけど、基本的に暗いところのほうが好きなので、俺は無理に喜雨の写真を撮ろうとは思わない。

まだうちに来てから1か月ぐらいだし、俺の手にもあまり馴染みがないようで、噛んでくることもあるから無理にあれこれしようとは思わない。

ケージ内の狭い空間ではあるけど、その中ではある程度好き勝手やってくれて良い。いつ起きて、いつご飯を食べようが全然かまわない。ご自由にどうぞスタイル。

だけど必ず1週間に一度はケージの中をきれいにする。トイレとエサ皿と水飲みは毎日。砂浴び場とローラーは1週間に一度ケージ清掃と同時にやる。

エサはペレット。ひまわりの種が主食だと勘違いしてる人が多いけど、あれはおやつ。エサと一緒に何粒かを与えてやる。ひまわり以外にもいろいろなおやつが売っている。値段もそんなに高くないから、自分のハムスターがどのおやつが好みなのか試してみるのもいいかもしれない。全然食べなかった奴は無駄になっちゃうけどね。人間もそうだけど、好き嫌いはあるからね。

温度は20~26度が適温。30度を超えると熱中症になる可能性があり、体が小さい分、命の危険になりかねないので、夏はクーラーをかけて室温を下げてあげたほうが良い。また湿度は40~60%が適している。ハムスターが水をガブガブ飲んでいる時は乾燥していて相当のどが渇いているか、何か病気になっているサインなので水を交換するときにどれくらい量が減っているかを観察する必要がある。

これを書いているのは午前中なのだが、今ふと後ろを振り返ってみたら、喜雨が水を飲んでいた。寝ている最中にのどが渇くことは人間でもあること。しばらくしたらまた寝に戻る。

夏を涼しく、冬を暖かく、そして足が滑らないように床材を敷いてあげる。だいたい2~3cmくらいの厚さに敷いてあげたほうが良い。

床材にはいろいろな種類がある。広葉樹チップ、綿、紙製、キッチンペーパーを割いたもの、新聞紙を割いたもの……。

最初、喜雨のケージには広葉樹チップを敷いていたけど、個体によってはアレルギーを持っている子もいるので、紙製が一番無難。喜雨は広葉樹チップの時にやたら身体を搔いていたので、紙製の床材に変えてあげた。

キッチンペーパーや新聞紙をシュレッダーにかけたぐらいに細くしたものも床材としてはいいかもしれない。ただ、新聞紙はカラーのページは避けてあげる。黒のインクが身体について汚れるかもしれないけど、なかなか新聞紙は良いと思う。

砂浴び場はケージの大きさを考えて、置くか置かないかを決めていい。必ずしも砂浴びをさせなければならないわけではないし、あまりきれいな話ではないが、トイレの砂で砂浴びをすることもある。砂浴び場は時たまその中でおしっこしてしまうこともあるが、その時はおしっこした部分を取り除いてあげる。

ハムスターは歯が伸びる。なので硬いものを与えて歯を削る必要がある。かじり棒をケージの中に入れてあげるとそれを時たまかじる。硬いおやつもあるのでそれを与えてもいい。ただおやつの与えすぎには注意すること。かじり棒が一番良い。かじることでストレス発散にもなる。

あとはローラー。これは運動不足解消のために、ぜひ入れてあげてほしい。あまり運動不足だと筋力が弱くなってしまったり、肥満のもとになってしまう。

このローラー。なるべく「静音タイプ」のものを選ぶことをお勧めする。なぜなら、先ほども書いた通り、ハムスターは夜行性もしくは薄明薄暮性。つまり夜に活動を始めるので、飼い主が寝ている間にエサを食べたり、かじり棒をかじったりするし、ローラーでとことこ走る。

正直、静音タイプではないローラーはうるさい。俺は寝るときにASMRを聞きながら寝るのだが、カナルタイプのイヤホンでもローラーの音が聞こえてくるくらいにはうるさい。

俺はハムスター(喜雨)もレオパードゲッコー(火輪)も自室で世話してる。火輪は静かだけど、喜雨はごそごそ、カラカラ、色々やっているので音がどうしても出てしまう。

自分の安眠のためにも静音タイプをお勧めする。ただ、それ以外の音は聞こえてくるけどね。だからこその寝るときに何かを聞きながら寝る、もしくは耳栓をする。ということで解決に導かせる。

どうぶつをただでさえ狭い空間に入れている。まあ自由に動かれてどこ行った?ってならないためには必要なことなんだけれども、どうぶつにとってはそれだけでもストレスなる。それなのに、ケージの中でも制限されてしまっては可哀想すぎる。だから、せめてケージの中では自由にさせてあげるのだ。

さて、もともとハムスターケージで飼っていたのに、なぜ水槽にしたかという話をさせてもらう。

ハムスターケージには金網の部分があった。そこに水飲みボトルだとかローラーを取り付けられたのはよかったのだが、それをかじってしまうという問題が出た。もちろんかじり棒を入れていたのだが金網をかじってしまう。あまり金網をかじりすぎると、金網がボロボロになってきて、そのボロボロがハムスターの口の中に傷を負わせてしまう可能性があった、だから水槽に変えた。まあ、そこで色々お金がかかってしまったのだが、喜雨のことを考えたら安いもんだ。

今までのケージより広くなったから、砂浴び場を置けるようになったし。まあ結果オーライってとこか。ただ、水槽飼育で気を付けなければならないのは、風通し。いくら水槽の上が開いているからと言って四方はガラスで囲まれているわけだけら、当然風通しは悪い。小さめのファンを付けて空気の流れを作ってあげている。もともとは金魚などの水温を下げるためのものだったけど、これがなかなか役に立っている。

ちょっと長すぎたので、一回ここで切るけれど、何かまた書くことがあったら別記事で書いていこうと思う。