レオパードゲッコーの火輪さん~レオパについてのアレコレ~(2)
レオパの火輪さんはすくすく成長している。
この記事を書いている前日に脱皮をしたらしく、今日見てみたらきれいな黄色になっていた。
いろいろなレオパに関する記事を読んでいると、脱皮前後は食欲がなくなるそうだ。
この記事を書いている日、いつものようにご飯を与えようと、休日に仕入れたイエコ(ヨーロッパイエコオロギ)の準備をしていた。予定では8匹ぐらい与えようとしていた。
以前、イエコを食べさせたときにイエコの後ろ足が邪魔で食べづらそうにしていたから、後ろ足をもぎ取って、カルシウムパウダーをダスティングした。
ピンセットでイエコをつかみ、火輪さんの目の前に持っていったが全く興味を示さず、一回食べようとしてけど、イエコにうまい具合にかわされ食べられなかった。それからというもの全く興味を示さなかった。
イエコを処理して、ドライフードに切り替えたけど、やはりこれも食べなかった。
そして、火輪さんを見てみると、昨日はちょっと白っぽかった身体がきれいな黄色になっていたので、そこで初めて(ああ、脱皮したんだな)を思った次第。
ただ、イエコについては数日前から全くと言っていいほど興味を示さなくなっていた。食べるのはドライフードかミルワーム。
ミルワームは食いつきが非常によく、よく食べる。12匹ぐらいは平らげるのだが、ここで問題が出てくる。ガットローディングをしているが、そこまで栄養がいいかといえばそうでもない。
ガットローディングというのは、生餌に栄養を付けるために事前に何かを食べさせておく。例えば、ミルワームの場合は煮干しや野菜類を与えておくと、その分栄養が付く。それを食べさせることで、レオパ自身にも栄養が付くというもの。
また、ミルワームは栄養的に偏りがあり、カルシウムの吸収を妨げるリンがイエコに比べると多いという。ダスティングをしようにも表面がツルツルしているせいかパウダーがなかなかミルワームに乗らない。
一応、ケージの中には、いつでもカルシウムが補給できるようにカルシウムパウダーを入れた皿を置いてはいるが、それを舐めとっているかどうかはわからない(レオパが夜行性であるという点+さすがに深夜帯に確認ができない)。
そういった意味でもダスティングがしやすいイエコが生餌としてはベストなのだが、どうも興味がわかなそうなときはドライフードにしている。
ドライフードは栄養バランスも良く、経済的だから使っていきたい。しかし、火輪さんが興味を示さなければ全く意味がない。
なにかの記事で読んだが、ミルワームでも十分に育つらしい。ただ、その与えているミルワームはカッドローディングをしている前提のミルワームだ。
改めてミルワームをガットローディングさせるために色々方策を考えなければいけないのかもしれない。ミルワームを何かのケースに入れ、程よい感じに野菜や煮干しを与えるといった方法。
火輪さんには滞りなく、成体になってもらいたいし、長生きもしてもらいたい。
最後まで育てるという覚悟はとっくにできている(じゃなければ飼わない)。色々試行錯誤をして火輪さんを立派なレオパに成長させたいと思っている。